<Header>
<Author: 劉廷芝>
<Title: 代悲白頭翁>
<Format: 七言古詩>
<Year: 2013>
<BookName: 大人の国語力がつく漢詩一〇〇選>
<Translator: 守屋洋>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 白頭（はくとう）を悲（かな）しむ翁（おきな）に代（か）わって>
<BookPage: 57-61>
<UsedPage: 5>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
洛陽城東桃李花，
飛來飛去落誰家。
洛陽女兒惜顏色，
行逢落花長歎息。
今年花落顏色改，
明年花開復誰在。
已見松柏摧爲薪，
更聞桑田變成海。
古人無復洛城東，
今人還對落花風。
年年歲歲花相似，
歲歲年年人不同。
寄言全盛紅顏子，
須憐半死白頭翁。
此翁白頭真可憐，
伊昔紅顏美少年。
公子王孫芳樹下，
清歌妙舞落花前。
光祿池臺文錦繡，
將軍樓閣畫神仙。
一朝臥病無人識，
三春行樂在誰邊。
宛轉蛾眉能幾時，
須臾白髮亂如絲。
但看舊來歌舞地，
惟有黃昏鳥雀悲。
<End Poem>
<Translation>
洛陽の東のあたり、挑や李の花が風に吹かれて舞っているが、いったい誰の家に落ちていくことやら。洛陽の美少女たちは、落花のなかを散策しながら、しきりに溜息をついている。 
今年、花が散れば、それだけ容色が衰えていく。来年、また花が咲いても、誰がそれを見ることができるであろうか。私たちは知っている、あの松や柏もいつかは伐 、しまうことを。また、こうも聞いている、あの桑畑も時の流れとともに変化 となってしまうことを。 昔、洛陽の東で落花を眺めた古人はもういない。そして、同じ落花の風のなかに、今の人が立っている。毎年、花は同じように咲いているが、それを見る人は同じではない。
どうか、今が盛りの若い人々よ、白髪頭の死にかけている老人を憐れんでくれたまえ。そういう老人はほんとうに気の毒だ。だが、老人だって、その昔は紅顔の美少年だった。
おえらいお邸のお坊ちゃん方と、かぐわしい木の下で遊び、落花のなかで、軽妙な歌や踊りを楽しんだことであろう。あるいは、立派な庭園のなかに錦のとばりを張りめぐらし、宏壮な楼閣のなかに神仙を画いて、長寿を願ったにちがいない。
だが、ひとたび病に倒れてからは、訪れてくる人もなく、そんな春の楽しみもどこかへ行ってしまった。
美しい眉を画いてみても、そんな時は長くは続かない。あっというまに白髪となって、糸のようにほつれかかってくる。
見るがよい、昔からはなやかに宴がくりひろげられてきた地も、夕方になればわびしげにさえずっているだけではないか。
<End Translation>
<Formatted Translation>
洛陽の東のあたり、挑や李の花が風に吹かれて舞っているが、
いったい誰の家に落ちていくことやら。
洛陽の美少女たちは、
落花のなかを散策しながら、しきりに溜息をついている。 
今年、花が散れば、それだけ容色が衰えていく。
来年、また花が咲いても、誰がそれを見ることができるであろうか。
私たちは知っている、あの松や柏もいつかは伐 、しまうことを。
また、こうも聞いている、あの桑畑も時の流れとともに変化 となってしまうことを。 
昔、洛陽の東で落花を眺めた古人はもういない。
そして、同じ落花の風のなかに、今の人が立っている。
毎年、花は同じように咲いているが、
それを見る人は同じではない。
どうか、今が盛りの若い人々よ、
白髪頭の死にかけている老人を憐れんでくれたまえ。そういう老人はほんとうに気の毒だ。
だが、老人だって、その昔は紅顔の美少年だった。
おえらいお邸のお坊ちゃん方と、かぐわしい木の下で遊び、
落花のなかで、軽妙な歌や踊りを楽しんだことであろう。
あるいは、立派な庭園のなかに錦のとばりを張りめぐらし、
宏壮な楼閣のなかに神仙を画いて、長寿を願ったにちがいない。
だが、ひとたび病に倒れてからは、訪れてくる人もなく、
そんな春の楽しみもどこかへ行ってしまった。
美しい眉を画いてみても、そんな時は長くは続かない。
あっというまに白髪となって、糸のようにほつれかかってくる。
見るがよい、昔からはなやかに宴がくりひろげられてきた地も、
夕方になればわびしげにさえずっているだけではないか。
<End Formatted Translation>